2ntブログ

彼女は教えてくれた、何も変えられなくても始められる恋があることを。

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今朝の彼女からのメール。
前日、24hrTVで亀ちゃんが主演だったドラマでお互い号泣した翌日。
以下、不謹慎でごめんなさい。

「奏、おはよう。今朝はまぶたが腫れてブスだわ」
「そのブス見せてみて」
「やだ」
「残念だな・・」

「ところで、奏が入る予定の墓はどこにあるの?」
 ・・こいつ完全に僕をドラマの主人公にしてやがる。

「俺、亀ちゃんみたいにカッコよくないないから大丈夫」
「知ってる。あ、アタシは奏の指で全身とろけちゃうけどさ。。
 それはそうと答えなさい!」

 ・・”知ってる”ってオイ!
 ・・とりあえず、”とろけちゃう”に免じて答えてやる。

 ・・おーい、その間、やめてくれ!
 ・・しばらくして・・
「奏、今は死んじゃ嫌よ。きっと墓参りに行くのが精一杯だから」

きっと見舞いに通うことも、ましてや側で看病することも許されないこと
そんなことを考えて、彼女は悲しくなってしまったらしい。
それはお互いに言える事・・
患者が孤独にならないよう携帯電話の使用を認める病院もあるらしいが
きっと、記録に残るメールのやりとりを続けることはできないだろう。

「縁起でもないこと言うなよ。。本当になったら化けて出てやるぞ!」
 ・・こんな返信が精一杯。

「奏なら怖くないよ」
「毎日、化けて出てやるから心配するな」
「ありがとう。何だか、ブス広がっちゃった・・」
「ブスには化けて出ない」
「ふふふ、わかった。綺麗にしとくね。」

ちょっと待って・・
歯医者行こうっと。

テーマ:婚外恋愛 - ジャンル:恋愛



















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