上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 |
||
始業ギリギリに会社に滑り込んできた彼女。
「あ!涙さん、風邪いかがですか?!」 ・・・っく、同僚に先を越され、不甲斐ない奏くん。 「ご心配おかけしました、大丈夫です♪」 やつれた笑顔が、ちょっと痛々しい感じで可哀想だった。 「大丈夫ですか?無理しないでくださいね」 「うん、ありがとうございます」 朝礼後、会議室に連れ込むが恵美ちゃんが心配そうに側から離れない。 しばらく、ふたりのやりとりをボーっと眺めていた。 普段なら邪魔!と思うところだが、信頼する先輩の存在はやはり大きい のでしょう、後輩も凄く嬉しそうだったので許してあげることにした。 「奏。。久しぶりだね」 「ホントだね、凄く嬉しいよ」 お互い、不思議な力に引き寄せられてキスをする。 ん??? 「まだ熱あるだろ?」 「恋の熱よ・・」 「まだ言うか、恋の熱は熱くなるとこ違うでしょ?!」 「ごめん、今朝、37.2度・・」 抱きしめると、やはりどこかしら熱っぽい彼女。 偽打ち合わせを2時間ほど・・ キス数え切れないほど。 ほら、うつすならやってみやがれ!(苦笑 ・・・ 久しぶりのキスが効いたのか、定時頃にはすっかり元気な涙さん。 「効いたみたいです、先生」 「今日は特別、特効薬です」 「ありがとうございます」 気のせいか、頭が重い先生です。 おやすみなさい。 |
||
trackback URL
→http://mylove4you.blog.2nt.com/tb.php/116-bceaf97c
→http://mylove4you.blog.2nt.com/tb.php/116-bceaf97c