2ntブログ

彼女は教えてくれた、何も変えられなくても始められる恋があることを。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
彼女の子供が階段で足を踏み外して転んだ先に、500円が落ちていた。
・・という話。

「・・で、500円拾ったんだって」
「怪我しなかったの?」
「あれ? そっち?」
「そっち」
「500円拾った幸運に喰いついてきてよ!」
「怪我しなかったか確認できたらね」

 いや、階段で転ぶと危ないでしょ?

「・・大丈夫」

「おぉ、ラッキーだったね♪」
「遅いし・・何だかラッキーじゃないように思えてきた」
「いや、怪我しなかったことが幸運」
「なるほど、やっぱりラッキーね♪」
 
 単純(笑

「そう、怪我もせず、500円も拾えたから凄く幸運♪」

 その500円、きっと普通に歩いていても拾ったに違いないとは
 どーしても、言えなかった奏くんでした。

テーマ:不倫 - ジャンル:恋愛

「昨日、スーパーで○○くんと会っちゃった」

彼女の一言、ちょっと淋しかった。
特に嫉妬したわけではないのですが。。
僕らは、返事が来る来ないにかかわらず、自分の居場所や出かけること
をマメにメールで知らせあうので、町で偶然、彼女に会うことはない。
どっちが良いかと言えば、今の方がずっと幸せなんだろうけど、偶然に
同僚である彼女に会ってみたい気がした。もう普通には戻れない。
普通・・ ときどき、うらやまく思えることがある。

テーマ:不倫 - ジャンル:恋愛

携帯電話・・
元々、大嫌いだった便利ツールなんだけど、彼女と出逢ってからは
使用頻度が高いから、人並みに使うようになった。

「奏、メールうつの速くなったよね」
携帯で友人にメールしている僕を見ながら、彼女が言う。
「涙のせいだ」
「お陰、でしょ?!」

「涙、携帯メール”あ”の変換候補の最初って何が出てくる?」
「あいしてる」
「じゃ、”え”は?」
「エッチ」
「”し”は?」
「したいな」
人妻OLさんはエロエロでした。(笑

ちなみに僕は・・・・
「脚」
「え?」
「しようか?」

えーと、僕の方がまだマシですね。



テーマ:不倫 - ジャンル:恋愛

貴女に無性に逢いたくてしょうがない日。
そんな日にひとり思うこと。

太陽に背を向けたふたりを照らす月明かり。
貴女は考えたことがあるだろうか?
月が輝いていられるのは、太陽のお陰だと。
ふたりが愛し合えたのは、互いの愛すべき人のお陰だと。

テーマ:不倫 - ジャンル:恋愛

始業ギリギリに会社に滑り込んできた彼女。
「あ!涙さん、風邪いかがですか?!」
・・・っく、同僚に先を越され、不甲斐ない奏くん。

「ご心配おかけしました、大丈夫です♪」
やつれた笑顔が、ちょっと痛々しい感じで可哀想だった。

「大丈夫ですか?無理しないでくださいね」
「うん、ありがとうございます」

朝礼後、会議室に連れ込むが恵美ちゃんが心配そうに側から離れない。
しばらく、ふたりのやりとりをボーっと眺めていた。
普段なら邪魔!と思うところだが、信頼する先輩の存在はやはり大きい
のでしょう、後輩も凄く嬉しそうだったので許してあげることにした。

「奏。。久しぶりだね」
「ホントだね、凄く嬉しいよ」
お互い、不思議な力に引き寄せられてキスをする。
ん???

「まだ熱あるだろ?」
「恋の熱よ・・」
「まだ言うか、恋の熱は熱くなるとこ違うでしょ?!」
「ごめん、今朝、37.2度・・」

抱きしめると、やはりどこかしら熱っぽい彼女。
偽打ち合わせを2時間ほど・・ キス数え切れないほど。
ほら、うつすならやってみやがれ!(苦笑

・・・

久しぶりのキスが効いたのか、定時頃にはすっかり元気な涙さん。
「効いたみたいです、先生」
「今日は特別、特効薬です」
「ありがとうございます」

気のせいか、頭が重い先生です。
おやすみなさい。

テーマ:不倫 - ジャンル:恋愛


Prev | HOME | Next

Design by mi104c.
Copyright © 2024 人妻に恋して, All rights reserved.