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彼女の子供が階段で足を踏み外して転んだ先に、500円が落ちていた。
・・という話。 「・・で、500円拾ったんだって」 「怪我しなかったの?」 「あれ? そっち?」 「そっち」 「500円拾った幸運に喰いついてきてよ!」 「怪我しなかったか確認できたらね」 いや、階段で転ぶと危ないでしょ? 「・・大丈夫」 「おぉ、ラッキーだったね♪」 「遅いし・・何だかラッキーじゃないように思えてきた」 「いや、怪我しなかったことが幸運」 「なるほど、やっぱりラッキーね♪」 単純(笑 「そう、怪我もせず、500円も拾えたから凄く幸運♪」 その500円、きっと普通に歩いていても拾ったに違いないとは どーしても、言えなかった奏くんでした。 |
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「昨日、スーパーで○○くんと会っちゃった」
彼女の一言、ちょっと淋しかった。 特に嫉妬したわけではないのですが。。 僕らは、返事が来る来ないにかかわらず、自分の居場所や出かけること をマメにメールで知らせあうので、町で偶然、彼女に会うことはない。 どっちが良いかと言えば、今の方がずっと幸せなんだろうけど、偶然に 同僚である彼女に会ってみたい気がした。もう普通には戻れない。 普通・・ ときどき、うらやまく思えることがある。 |
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携帯電話・・
元々、大嫌いだった便利ツールなんだけど、彼女と出逢ってからは 使用頻度が高いから、人並みに使うようになった。 「奏、メールうつの速くなったよね」 携帯で友人にメールしている僕を見ながら、彼女が言う。 「涙のせいだ」 「お陰、でしょ?!」 「涙、携帯メール”あ”の変換候補の最初って何が出てくる?」 「あいしてる」 「じゃ、”え”は?」 「エッチ」 「”し”は?」 「したいな」 人妻OLさんはエロエロでした。(笑 ちなみに僕は・・・・ 「脚」 「え?」 「しようか?」 えーと、僕の方がまだマシですね。 |
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貴女に無性に逢いたくてしょうがない日。
そんな日にひとり思うこと。 太陽に背を向けたふたりを照らす月明かり。 貴女は考えたことがあるだろうか? 月が輝いていられるのは、太陽のお陰だと。 ふたりが愛し合えたのは、互いの愛すべき人のお陰だと。 |
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始業ギリギリに会社に滑り込んできた彼女。
「あ!涙さん、風邪いかがですか?!」 ・・・っく、同僚に先を越され、不甲斐ない奏くん。 「ご心配おかけしました、大丈夫です♪」 やつれた笑顔が、ちょっと痛々しい感じで可哀想だった。 「大丈夫ですか?無理しないでくださいね」 「うん、ありがとうございます」 朝礼後、会議室に連れ込むが恵美ちゃんが心配そうに側から離れない。 しばらく、ふたりのやりとりをボーっと眺めていた。 普段なら邪魔!と思うところだが、信頼する先輩の存在はやはり大きい のでしょう、後輩も凄く嬉しそうだったので許してあげることにした。 「奏。。久しぶりだね」 「ホントだね、凄く嬉しいよ」 お互い、不思議な力に引き寄せられてキスをする。 ん??? 「まだ熱あるだろ?」 「恋の熱よ・・」 「まだ言うか、恋の熱は熱くなるとこ違うでしょ?!」 「ごめん、今朝、37.2度・・」 抱きしめると、やはりどこかしら熱っぽい彼女。 偽打ち合わせを2時間ほど・・ キス数え切れないほど。 ほら、うつすならやってみやがれ!(苦笑 ・・・ 久しぶりのキスが効いたのか、定時頃にはすっかり元気な涙さん。 「効いたみたいです、先生」 「今日は特別、特効薬です」 「ありがとうございます」 気のせいか、頭が重い先生です。 おやすみなさい。 |
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